2012年2月10日金曜日

立命大生、雪かき手助け 高島でボランティア

記録的な豪雪にみまわれた滋賀県高島市で、立命館大の学生たち15人が9日から、3泊4日の日程で「雪かきボランティア」を始めた。初日は朽木東小の周辺で除雪に励んだ。
 立命館大ボランティアセンターが昨冬に続いて企画した。今回、高島市社会福祉協議会が事前に地域の状況を調べ、高齢・過疎化の進む今津町椋川地区、朽木能家地区などで作業することにした。
 学生たちは、朽木東小で児童たちと縄とびや雪遊び、給食を共にして交流。昼から2時間近く、背丈ほどの積雪で埋まった校舎横の避難路や、給食調理室の周りで除雪した。固まった雪をスコップで砕き、運んで通路を確保した。

朽木東小で、雪に覆われた避難路を確保するため雪かき作業に励む立命館大の学生たち(高島市朽木)
朽木東小で、雪に覆われた避難路を確保するため雪かき作業に励む立命館大の学生たち(高島市朽木)

10日以降は2地区で民家周辺の雪かきをするほか、朽木地域の各バス停を巡り、待合室の周りに積もった雪を取り除く。
 立命大1年の富雄暉(とみゆうき)さん(19)=草津市岡本町=は「これほどの積雪は初めて見た。皆で作業するとはかどり、雪の量が減ると達成感がある。何か人の役に立ちたいと思い参加したので、集落での雪かきも楽しみです」と話した。

【 2012年02月10日 10時56分 】京都新聞

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