1月27日は大津市比叡平自治会館「やまびこ」で12時から開催された。パンや野菜、菓子、果物、衣服などを支援者や家族の助けを得ながら障害者自らが販売した。
このうち、菓子を販売する障害を持つ男性の母親は「ぎょうれつ本舗を新聞で知り参加を決めた。来店者とふれあい商いをしているうちに、とても明るく何にでも積極的に取り組むようになった」と話す。
利用客の一人、北川和子さん(大津市比叡平)は「ここはふれあいが楽しい。大勢の人としゃべってお買い物がてできて毎回楽しみにしている」とほほ笑む。
同センター事業アドバイザーの細川隆司さんは「障害者が販売するから買ってもらえるという考えから、お客さまの求めに応えられる販売へと変えることで、互いが支え合う仕組みができ社会貢献につながる。高齢化が進む日本では近い将来このような販売方法が当たり前になるのでは。その先駆けになれれば」と意欲を見せる。
この取り組みは、高齢者の見守りや生活支援、福祉事業所の工賃増や販路拡大に役立つモデル事業として県も助成している。
(2012年02月01日)びわ湖大津経済新聞
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