福祉ボランティアなどを行う同大学の学生団体「VAN」が昨秋に構想して企業に呼びかけ、主催。衣装は、事故で車椅子生活となった自動車レーサー、長屋宏和さん(32)がデザインした皮膚に負担をかけにくいジーンズをはじめ、婚礼衣装メーカーの車椅子利用者用ウエディングドレスや学生がデザインした洋服など。障害の程度に応じた多彩な電動車椅子を使ってショーを展開する。
モデルは県内4作業所の利用者17人。年齢は18~62歳と幅広く、毎週日曜に練習を続けてきた。本番に向けターンの位置確認に励んだ竜王町の東本沙由梨さん(23)は「カラフルな洋服が好き。ドレスを着るのが楽しみ」。大津市の中西香帆さん(19)は「緊張するけど、自分なりのポーズを考えて挑みたい」と意気込んでいる。
毎日新聞 2012年3月4日 地方版
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